ご自宅や所有のアパートなど、屋根の外壁が剥がれてきている・色褪せてきていると気になっていませんか?
外壁や屋根の塗装工事は足場を組んだり、大掛かりな作業になるので高くなるのではないか…と不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は屋根塗装を検討中の方に、まずは屋根の種類や工法などについてお伝えした後、屋根塗装の費用を安く抑える方法を解説していきます。
この記事に載っていることを参考にしながら、塗装工事のご検討をしてみてください。
1.屋根塗装の費用相場はどのくらい?30坪一軒家の場合の目安金額
皆さんが1番に気になるのは屋根塗装の相場についてですよね。
目安金額を把握してみると、ご自身のご自宅だったらどのくらいか想像がつきやすいで、チェックしていきましょう。
屋根塗装は、30坪シリコン樹脂塗料使用の場合、20万円〜で塗装工事を行うことができます。
もちろん屋根の種類によって金額が多少異なりますし、使う塗料によっても金額が変わってきます。
シリコン樹脂塗料は、雨・汚れ・紫外線・熱に強い塗料ですので、塗装工事ではよく使われているものです。
会社によって差はあるかと思いますが、加藤塗装では30坪だと20万円からご相談に乗ることができます。
もちろん、ご自宅やお持ちのアパートなどの状態によっても価格変動があります。実際に屋根の状態をみさせていただき、状態やそれにあった塗料などをご提案させていただきます。
秋田県全域の無料見積もりやお問い合わせを承っておりますので、お気軽にご相談ください!
2.塗料の種類でどんな特徴があって、メリット・デメリットが何が考えられる?
シリコン樹脂塗料について軽くお伝えしたので、ここでは塗装工事に使える塗料の種類についてまとめました。
アクリル塗料
アクリル樹脂を主成分とする塗料で、発色が良く、コストが低いのが特徴。
メリット | 初期費用が安価・発色が良く、鮮やかな仕上がり |
デメリット | 耐久性が低く、耐用年数は約5年と短いため、頻繁な塗り替えが必要屋外での耐久性が低いため、外壁塗装にはあまり使用できない |
ウレタン塗料
ポリウレタン樹脂を主成分とし、弾力性や密着性に優れている。
メリット | 伸縮性があり、木部や鉄部などさまざまな素材に適用・比較的安価 |
デメリット | 耐久性や耐候性はシリコン塗料に劣り、紫外線に弱く、色あせや劣化する |
シリコン樹脂塗料
シリコン樹脂を主成分とし、耐久性とコストのバランスが良い塗料。
メリット | 耐候性・防汚性が高く、汚れが付きにくい耐用年数は約10~15年で、コストパフォーマンスに優れているカラーバリエーションが豊富で、仕上がりの選択肢が広がる |
デメリット | 初期費用がウレタン塗料よりやや高い |
フッ素塗料
フッ素樹脂を主成分とし、高い耐候性と耐久性を持つ塗料。
メリット | 耐用年数は約15~20年と長く、メンテナンス頻度を減らせる |
デメリット | 費用が高く、初期投資が大きくなる |
ラジカル制御型塗料
塗膜の劣化を引き起こす「ラジカル」と呼ばれる因子の発生や作用を抑制することで、耐久性を高めた塗料。
メリット | シリコン塗料と同等の価格帯ででフッ素塗料に匹敵する耐久性を持ち、経済的 |
デメリット | 高耐候酸化チタンが白色顔料であるため、濃い色の再現が難しい場合あり |
無機塗料
ガラスや鉱物などの無機物を主成分とし、高い耐候性と耐久性を持つ塗料。
メリット | 耐用年数は約20~25年と非常に長く、長期的なコスト削減ができる |
デメリット | 価格が高くひび割れしやすい |
いかがでしたか?このことから、シリコン樹脂塗料が塗装工事には向いていることがわかります。ご希望をお伺いしながら使う塗料についてもご説明していくのでご安心ください。
3.よく聞くカバー工法って何?特徴や注意点をお伝えします
塗装工事を検討して、ご自身で調べたり業者に見積もりを依頼した際に「カバー工法」と聞いたことはありませんか?
ここでは、カバー工法についてどのようなものなのかお伝えしていきます。
「カバー工法」とは、元々のある屋根や外壁を撤去せず、その上から新しい屋根材や外壁材を重ねて施工するリフォーム方法のことです。
ただ、注意点として挙げられることは、
- 屋根や外壁が二重になるため、重量増加が耐震性に影響を与える可能性がある
- 既存の状態や種類によっては施工が難しい
- 既存の下地が劣化している場合もあるため事前の点検が重要
- コロニアル屋根のカバー工法は塗装工事の約3~4倍の費用がかかる
ということです。そのため、既存の屋根や外壁の状態を確認して判断した上で対応させていただきます。
どうしてもプロが判断となりますが、気になればお伺いすることはできるので、お気軽にご相談くださいね。
4.ガルバリウム・コロニアル(ストレート)・トタン屋根・瓦屋根のそれぞれの特徴と費用
この章では、屋根の種類の特徴から、それぞれ塗装工事にかかる費用はどのように考えられるか解説していきます。ご自宅の屋根の種類はどうなのか、少しイメージが湧くはずです。
※いずれもシリコン樹脂塗料で塗装工事した場合を想定した目安金額です。
ガルバリウム鋼板屋根
亜鉛とアルミニウムの合金で作られており、耐食性に優れており建物への負担が少なく、耐震性もあることが特徴。
費用(30坪1軒家の場合) | 20万円〜 |
コロニアル(スレート)屋根
適切なメンテナンスを行えば、長期間使用でき、多様な色や形状があり、さまざまな建築デザインに対応可能。
費用(30坪1軒家の場合) | 25万円〜 |
※コロニアル屋根は塗料を吸い込む特徴があり、使う材料の量が増え、使用する塗料も高い場合があります。
トタン屋根
建物への負担が少なく、軽量であり安価。定期的なメンテナンスが必要で、サビに注意が必要。
費用(30坪1軒家の場合) | 20万円〜 |
瓦屋根
非常に耐久性が高く、50年以上の耐用年数を持つこともあるのが特徴。
一般的に、瓦自体は塗装の必要がない場合が多いですが、塗装を行う場合の費用は瓦の種類や状態、使用する塗料によって大きく異なります。もしご検討中であればご相談ください。
この章では、屋根の種類に合わせて費用の考え方をお伝えしました。次に塗装工事を安く抑えるための方法をお伝えします。
5.塗装工事を安く抑えるための具体的な方法8選
塗装工事など、お家の維持費はなるべくコストを押さえたいところですよね。この章では、塗装工事を安く抑えるための具体的な方法をそれぞれ解説していきます。
- 業者には10年以内に1回はメンテナンスを行ってもらう
15年・20年と放置していると、悪化したものを直すのにもお金がかかります。定期的なメンテナンスをすることで未然に防げるのでメンテナンスは10年以内に1回は行ってもらいましょう。
- 複数の業者から相見積もりを取る
複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較することで、適正な価格で高品質なサービスを提供する業者を選ぶことができます。
- 外壁塗装と屋根塗装を同時に行う
外壁と屋根の塗装を同時に行うことで、足場設置費用を一度で済ませることができ、全体のコストを削減できます。
- 閑散期の梅雨時期・冬季に工事を依頼する
塗装業者の閑散期(一般的には梅雨時期や冬季)に工事を依頼すると、値引き交渉がしやすくなる場合があります。
- 塗料のグレードを検討する
予算や目的に応じて、適切な塗料のグレードを選択することで、初期費用を抑えることができます。ただし、耐用年数も考慮し、長期的なコストパフォーマンスを検討することが重要です。
- 助成金や補助金を活用する
秋田県および秋田市では、住宅のリフォーム工事に対する補助金制度が設けられています。これらの制度を利用することで、塗装工事を含む住宅の改修費用の一部を補助してもらうことが可能です。
詳しくは、秋田県建設部建築住宅課へお問い合わせください。
- 営業がいないような仲介を挟まない業者に依頼する
営業を挟む場合、その人件費まで工賃にかかってきますが、営業マンなど仲介を挟まなければ費用を抑えることができます。
- キャンペーンや割引を利用する【加藤塗装は早期予約がオトクに!】
塗装業者が実施しているキャンペーンや割引を利用することで、費用を抑えることができます。
加藤塗装では、早期予約で割引を行っております。
そのため、今すぐ塗装工事をしてほしい!と思う前に、「そろそろ塗装工事を検討したほうがいいかな」「少し相談だけしてみようかな」という段階でご相談いただき、作業依頼を受けるとオトクに塗装工事ができます。まずはお気軽にご相談くださいね!
6.まとめ
この記事では、
- 30坪シリコン樹脂塗料使用の場合、20万円〜で塗装工事ができること
- 塗料はシリコン樹脂塗料が塗装工事には向いているのでおすすめ
- カバー工法はプロに相談して実施を検討する必要があること
- 安くする方法は8つあるので、うまく考えて塗装工事を依頼するのがおすすめ
ということをお伝えしました!
塗装工事のご依頼はもちろん、ご相談・お見積もりだけでもご相談に乗りますのでご安心ください。
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