外壁塗装した方がいいと判断する状態は?色の種類や特徴・塗料選びについてお伝えします

外壁塗装

今回は外壁塗装をする必要がある状況や外壁塗装に使われる色の種類や特徴をご紹介します。

ご自身の持ち家の塗装が必要が否かセルフチェックができ、塗装するとなった場合の色選びについて参考になる記事の内容になっているので最後まで読んでみてくださいね。

外壁塗装が必要と判断される場合

外壁塗装が必要と判断される6つの状況があります。それぞれ詳しく解説していきますので、ご自身のご自宅をセルフチェックしてみてください。

 チョーキング現象(白い粉が付く)

外壁を手で触った際に白い粉が付着する現象で、塗膜の劣化を示します。

紫外線や雨風の影響で塗料の顔料が粉状になり、表面に現れます。この状態を放置すると、外壁材が直接ダメージを受ける可能性があるため、早めの塗り替えが推奨されます。

ひび割れ(クラック)

外壁に細長いひび割れが生じる現象で、塗膜の硬化や地震、振動などが原因です。特に幅が0.3mm以上のひび割れは、雨水が侵入しやすくなり、建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。

コーキングの劣化(ひび割れ・剥がれ)

外壁材の継ぎ目や窓枠周りに充填されているコーキング材が、紫外線や温度変化によって劣化し、ひび割れや剥がれが生じます。これにより雨水が侵入し、建物内部の腐食や雨漏りの原因となるため、早急な補修が必要です。

塗膜の剥がれ・浮き

塗膜が下地から剥離し、外壁から浮き上がる現象です。経年劣化や下地処理の不備、水分の侵入などが原因で発生し、放置すると外壁の保護機能が低下し、雨漏りや建物の構造劣化につながる危険性があります。

カビ・コケ・サビの発生

外壁にカビやコケ、サビが発生するのは、塗膜の防水性が低下し、水分を含みやすくなっているサインです。これらは外壁の表面を浸食し、塗膜の劣化を加速させるため、早めの対策が必要です。

色あせ・変色

外壁の色があせたり、変色したりするのは、塗膜の劣化が進行しているサインです。紫外線や雨風の影響で塗料の色が変化し、美観が損なわれるだけでなく、防水性も低下します。

このような現象が見られたら、塗装工事を検討する必要があります。

外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用相場をお伝えします。ご自身の持ち家の坪数に合わせて参考にしてみてください。

坪数ごとの外壁塗装費用相場

坪数ごとの外壁塗装工事にかかる費用の目安は以下の通りです。

坪数(坪)延べ床面積(㎡)費用相場(万円)
20約72㎡~112㎡約30万~
30約108㎡~168㎡約50万~
40約145㎡~224㎡約60万~
50約181㎡~280㎡約90万~
60約217㎡~336㎡約110万~

※あくまで目安の金額となります。現場の状況を見て判断となりますのであらかじめご了承ください。

外壁塗装は使う塗料によって費用が変わっていきます。次の章で塗料についても紹介します。

外壁塗装に使われる色や種類は?

外壁塗装に使われる色について

外壁塗装に使われる色については、幅広く選ぶことができます。そのため、ご要望に合わせた色味で提案することが可能です。

ただ、長持ちさせるための色選びのポイントとしては汚れにくい・紫外線で紫外線で褪色しにくい色を選ぶことがおすすめです。

濃い色(黒・ネイビー)は紫外線に弱く、色あせしやすい傾向があり、汚れが目立ちにくい色はグレー・ベージュ・アイボリーと言われています。

外壁塗装でよく使われる色と特徴

よく使う色とその特徴を紹介するので、イメージにあったものを検討してみましょう。

特徴・印象向いている建物
白(ホワイト系)清潔感、明るさ、膨張色で大きく見えるモダン、和モダン、南欧風
グレー系都会的、スタイリッシュ、汚れが目立ちにくいシンプルモダン、デザイナーズ風
ベージュ・アイボリー柔らかく落ち着いた印象、周囲になじむ和風、洋風どちらもOK
ブラウン系落ち着き、高級感、自然素材との相性◎木造住宅、ログハウス風
黒・チャコールグレー重厚感、引き締まった印象、汚れに強いシンプルモダン、平屋住宅
ネイビー系上品で落ち着いた印象、トレンドカラー現代的な住宅
グリーン系自然な印象、個性が出る森に囲まれた地域や郊外住宅
クリーム・薄黄色系明るく優しい印象、南欧風に合う洋風住宅、ファミリー層向け

2025年版!人気カラーTOP5

ここ最近の傾向からランキングを作成してみたので参考にしてみてください。

1位 グレージュ(グレー+ベージュの中間色)
上品で落ち着いた印象になります。ナチュラルテイストに合いますね。

2位 ダークグレー+木目調アクセント
重厚さと温かみのバランスが人気です。

3位 ツートーンカラー
上下や左右で色を分けると立体感が生まれるので人気です

例:白×黒、ベージュ×ブラウンなど

4位 ネイビーブルー
個性的だが主張しすぎず、特に若年層に人気の色味です。

5位 アースカラー(グリーン・ブラウン系)
自然と調和し、経年劣化も目立ちにくいのが特徴です。

外壁塗装を検討されている方は、このような色味もある・できるということをご理解いただき、イメージをしてみてくださいね。

塗料の種類と特徴

外壁塗装に使われる塗料の種類と特徴をお伝えしていきます。

塗料の種類特徴
アクリル塗料価格が安価、耐用年数が短い
ウレタン塗料柔軟性があり、密着性が高い
シリコン塗料耐久性とコストのバランス良好
ラジカル塗料紫外線に強く、耐候性が高い
フッ素塗料高耐久で汚れにくい
光触媒塗料自浄作用があり、環境に優しい
無機塗料耐久性が非常に高い

塗料の選定によって、費用と耐用年数が大きく変わります。ご自身のニーズや予算に合わせて選ぶことが重要です。

まとめ

今回は、外壁塗装についての相場や人気色・塗料の違いをご紹介しました。

今回は、

  • 外壁塗装工事が必要な場合は、チョーキング現象・ひび割れなどが発生した時である
  • 費用相場は20坪30万円からであるが、現場の状況によって変わる可能性がある
  • 人気色はグレージュやダークグレーであること
  • 塗料の種類によって耐用年数が変わるのでご自身のニーズに合わせて考える必要がある

ことをお伝えしました。

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